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2022年10月15日() - 2022年10月15日()レクチャーコンサート

【完売】第210回レクチャーコンサート「名器ブランシェでよみがえる至高の美~ヴェルサイユのクラヴサン音楽~」

【完売】第210回レクチャーコンサート「名器ブランシェでよみがえる至高の美~ヴェルサイユのクラヴサン音楽~」

このコンサートでは、浜松市楽器博物館が所蔵する、パリの名工F.E.ブランシェ2世が1765年に製作したクラヴサン(チェンバロ)を使用します。
ブランシェ家は、ブルボン王朝御用達のチェンバロ製作家であり当時の最高級ブランドでしたが、現存しているものは数少ないとされています。
現代のチェンバロとも、精巧な復元品とも違う、250年余の歳月を経た名器の熟成された音色を、中野振一郎氏の演奏でお楽しみください。

日 時:10月15日(土) 14:00開演(13:30開場)
会 場:アクトシティ浜松 研修交流センター 音楽工房ホール
料 金:一般2,500円 学生1,000円(24歳以下の学生)※未就学児の入場不可 完売御礼
出 演:中野振一郎
協 賛:浜松ひかりライオンズクラブ
チケット発売:8月7日(日)より楽器博物館、アクトシティ地下1階チケットセンター、浜松市文化振興財団オンラインショップにて発売 当日券の販売はございません

 

中野振一郎(なかの しんいちろう)

1964年 京都に生まれる。
1986年 桐朋学園大学音楽学部演奏学科(古楽器専攻)卒業。
1990年 4回連続独奏会「ヨーロッパ・チェンバロ音楽の旅」により「大阪文化祭金賞」受賞。
1991年 フランス「ヴェルサイユ古楽フェスティバル」のクープラン・サイクルに出演。欧米を代表する名手と肩を並べ「世界の9人のチェンバリスト」の一人に選ばれる。
1992年「バークレー古楽フェスティバル」へ最年少の独奏家として招かれる。その後も、イギリス、ドイツ、チェコ等、欧州での招聘演奏旅行を続け、各地で好評を博す。また国内で、長年続けていたバッハの「ゴルトベルク変奏曲」の演奏には今でも定評がある。
2000年 『ゴルトベルク変奏曲』でレコードアカデミー賞受賞。2004年「文化庁芸術祭・大賞」、2009年『パーセル作品集』で第47回レコードアカデミー賞受賞。2010年 日本語による初のチェンバロ教則本『チェンバロをひこう~憧れの楽器をはじめるための名曲集』(音楽之友社)を出版。
そして2020年7月からは「フランソワ・クープラン全集」のCD収録(長期企画)を岐阜のサラマンカホールにて開始。幅広いレパートリーと楽しいトークによるレクチャー・リサイタルも日本各地で高い人気を呼んでいる。
現在、京都市立芸術大学、名古屋音楽大学、大阪音楽大学等で後進の指導にも励んでいる。