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Exhibition&Concept常設展

Permanent Exhibition常設展

世界中から集められた1500点の資料を、地域別、種類別、年代別に展示しています。
第1展示室にはアジアと日本の楽器、第2展示室にはオセアニアとアフリカ、アメリカ、ヨーロッパの楽器、
第3展示室にはヨーロッパの鍵盤楽器、第4展示室には国産洋楽器と電子楽器を展示しています。
第1展示室にはレファレンス・コーナーと玄関ホール、第2展示室にはコンサートなどに使う天空ホール、
第4展示室には特別展スペースと自由に楽器や音具が演奏できる体験ルームがあります。

Concept展示コンセプト

SYMBOL
MESSAGE

楽器は、その素材や形、音の出し方や音色、
さらにはそこから生み出される音楽を通じて、
それぞれの地域と
時代に生きた人びとの叡智や感性を、
鮮明に映し出してくれます。

浜松市楽器博物館の考え方

「世界の楽器を偏りなく平等に展示して、楽器を通して人間の知恵と感性を探る」ということが当初からの展示の基本コンセプトです。1995年4月の開館当初は、収蔵資料の偏りから、ヨーロッパの楽器の展示が全体の3分の2を占めていましたが、その後の資料収集の結果収蔵資料が充実し、2006年3月21日の展示リニューアルにより、この基本コンセプトが 常設展示においてようやく実現されました。
楽器博物館はヨーロッパで誕生し、ヨーロッパ各地にすばらしい楽器博物館がたくさんありますが、ヨーロッパの楽器を中心に扱っている傾向があり、アジアやアフリカなど他地域の楽器は、不完全な発展途上の楽器として扱われがちです。

当館は「竹笛からピアノまですべての楽器は文化として同じ価値を持つ」と考えています。
これは世界に誇れるコンセプトであると考えています。
実物展示や写真・映像による「みる」展示、ヘッドフォンやイヤホンガイドによる「きく」展示、 体験ルームや体験コーナー、レファレンスコーナーでの「ふれる」展示を主軸にして、楽器の世界の素晴らしさをお伝えします。

常設展

「世界の楽器を偏りなく同じ目線で平等に展示する」という世界に誇るコンセプトのもと、世界諸地域の楽器を地域別、発音原理別(ホルンボステル=ザックス分類法による)、地域別、年代別に展示しています。
展示点数は収蔵資料3300点のうちの1500点で、内訳はアジア420点、日本200点、オセアニア60点、アメリカ150点、アフリカ130点、ヨーロッパ360点、国産洋楽器100点、電子楽器80点です。
常設展では、「みる・きく・ふれる」をモットーに、アジア、オセアニア、アメリカ、アフリカ.ヨーロッパの5大陸地域別展示とし、日本と国産洋楽器、電子楽器は独立して展示しています。

展示室は第1展示室(1F872m2)、第2展示室(BF 738m2)、第3展示室(BF 550m2)、第4展示室(1F 657m2)の4つです。
第1展示室にはアジアと日本の楽器、第2展示室にはオセアニアとアフリカ、アメリカ、ヨーロッパの楽器、第3展示室にはヨーロッパの鍵盤楽器、第4展示室には国産洋楽器と電子楽器を展示しています。第1展示室にはレファレンス・コーナーと玄関ホール、第3展示室にはコンサートなどに使う天空ホール、第4展示室には特別展スペースと自由に楽器や音具が演奏できる体験ルームがあります。

ヨーロッパ展示はホルンボステル=ザックス楽器分類法に基づき発音原理別に分類し、さらに様式、年代、形態、用途別に分類しています。原則として展示ケースに入れない露出展示方式なので、楽器の質感を間近に味わうことができます。
ヘッドフォンで約70種の音を楽しむことができます。イヤホンガイドでは、80種の楽器の説明と音を聴くことができます。

分類法

楽器の分類方法は以下の通りです。

第1分類

アジア、オセアニア、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパの5大陸地域別。ただし日本は独立して展示。

第2分類

アジア、オセアニア、アフリカ、アメリカは国別、民族別、楽器種別等による分類。
日本は吹き物、打ち物、弾き物の3分類。ヨーロッパは気鳴楽器、弦鳴楽器、体鳴楽器、膜鳴楽器、電鳴楽器の5分類。ただし鍵盤楽器と国産洋楽器、電鳴楽器は独立して展示。

気鳴楽器空気柱の振動で発音するもの(管楽器やリードオルガン、ハーモニカ、パイプオルガンなど)
弦鳴楽器弦の振動で発音するもの(弦楽器やピアノ、チェンバロなど)
体鳴楽器固体振動で発音するもの(打楽器のうち木琴、シンバル、拍子木など)
膜鳴楽器張力のある膜の振動で発音するもの(打楽器のうち太鼓、タンバリンなど)
電鳴楽器電気振動で発音するもの(電子オルガン、シンセサイザーなど)

第3分類

ヨーロッパは楽器種類別・年代別に展示。

展示の特徴

展示の特徴は以下の通りです。

  • ガラスケースを使わない露出展示であること。
  • 楽器の音を聞けるヘッドフォンスタンドを70台余設置。
  • 楽器の説明と音が聞ける個別イヤホンガイドを100台余導入し無料で貸し出し。
  • 自由に楽器を演奏できる体験ルームと体験コーナーを設置。
  • 浜松が日本の洋楽器産業の発祥の地であり現在も日本の洋楽器産業の中心地であることから国産洋楽器展示室を設置。
  • 国内電子楽器メーカーの協力を得て、2010年1月、第4展示室に電子楽器コーナーを開設。
  • ギャラリートークを毎日数回実施。また毎日数回、展示品をひとつ選んで10分間ほど解説。また日曜日には原則として午前と午後に30分間ほどの展示室ガイドツアーを開催(他の催し物がある時には変更されます)。
  • 日曜日は不定期に天空ホールにて職員やゲストによるミニコンサート&レクチャーを開催。

Guide各種ご案内

ヘッドフォン・イヤホンガイド

ヘッドフォンスタンド(約70台)で音を、映像モニタで音と映像を視聴することができます。
また、無料貸し出しをしているイヤホンガイド(約100台)でも、楽器の解説と音を楽しむことができます。

ギャラリートーク

毎日数回、展示品の解説を行っています。1回の時間は10分間程度です。

実施時間
11:0012:3014:0015:30

他の催し物がある時には変更されます。お問合せください。

ミュージアムサロン
(ミニコンサート&レクチャー)

日曜日や祝日、夏休み期間中は不定期に天空ホールにて職員やゲストによるミニコンサート&レクチャーを開催します。

ガイドツアー

日曜日には原則として11:00と14:00の2回、
各30分程度の展示室ガイドツアーを開催します。
他の催し物がある時には変更されますので、詳しくはお問い合わせ下さい。