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16世紀のフランスに登場した木製金管楽器。
その曲がりくねった姿から、フランス語でヘビを意味する「セルパン」と名付けられ、主に教会音楽や軍楽隊で使用されました。
巳年の2025年。ブルボン朝の時代から愛されたヘビの音色をお楽しみください。

日　時：2025年8月3日(日)　18:00開演　（17:30開場、19:00終演予定）
会　場：浜松市楽器博物館内　天空ホール
料　金：一般2,500円　学生500円（24歳以下の学生）※未就学児入場不可
出　演：橋本晋哉（セルパン）､佐藤采香（セルパン）､藤田朗子（ピアノ）
主　催：浜松市、公益財団法人浜松市文化振興財団

チケット発売：6月1日(日)より楽器博物館受付、アクトシティ地下1階チケットセンター、浜松市文化振興財団オンラインショップにて発売

■橋本 晋哉　HASHIMOTO Shinya

チューバ、セルパン、オフィクレイド奏者。
パリ国立高等音楽院第3課程修了。サントリー芸術財団サマーフェスティバル、コンポージアム、HIROSHIMA HAPPY NEW EAR、アンサンブル・ノマド定期演奏会などで協奏曲のソリストを務めるほか、東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」などにソリストとして出演。現代曲の初演を数多く手がける一方、古楽器セルパン、オフィクレイドを用いた古楽演奏にも力を注ぐ。
現代音楽ユニット「東京現音計画」、声楽家・松平敬との異色デュオ「低音デュオ」各メンバー。洗足学園音楽大学講師。金沢市民芸術村2024–25レジデント・アーティスト。

■佐藤 采香　SATO Ayaka

ユーフォニアム、バストランペット、セルパン奏者。
香川県出身。東京藝術大学卒業後、同大学大学院およびスイス・ベルン芸術大学大学院ソリスト修士課程修了。日本管打楽器コンクール、フィンランド・リエクサ国際コンクールでいずれも第1位受賞。2017年香川県文化芸術新人賞受賞。録音に「Beans」（オクタヴィア・レコード）、「軒下ランプ」「水の反映」（MClassics）がある。2023年にセルパンと出会い、橋本晋哉氏に師事。たかまつ国際古楽祭に出演。桐朋学園大学特任講師、聖徳大学兼任講師。ぱんだウインドオーケストラ、Ueno Bass Clef 各メンバー。

■藤田 朗子　FUJITA Akiko

ピアニスト。東京藝術大学音楽学部器楽科（ピアノ専攻）卒業後､フランス国立パリ高等音楽院伴奏科､同音楽院第3課程（大学院課程）室内楽科修了。ソロに加え、ニース国際夏期講習会や各地の音楽院、パリ・オペラ座などで公式伴奏を務める。室内楽や現代音楽の分野でも国際的に活動し、「秋吉台の夏」「A Tempo」（仏）「軽井沢国際音楽祭」「南千住ぶらり下町音楽祭」などに出演。東京藝術大学音楽学部ソルフェージュ科、共立女子大学各講師。