館長Voice

館長が様々なトピックを随時紹介します。過去にホームページで公開されたブログなどもアップしています。

ストロー笛コンサート


去る8月5日(日)に、世界最高のストロー笛演奏家、神谷徹さんのコンサートが展示室でありました。ステージに30種類ほどずらりとならんだストロー笛は、赤、青、黄、緑、白と色とりどり。その上一本一本のストローは、あるひとつの曲専用にできていて、「チューリップ」の曲ならチューリップの格好をしているので、見るだけでもとっても素敵な楽器。「こいのぼり」では魚のコイが柱を上がっていくし、「ドラえもん」では竹コプターが回転するし、「シャボン玉」ではなんとほんもののシャボン玉が飛び出します。会場は感動と爆笑の連続。集まった200人近くのお客様は、ストローを楽器にしてしまう知恵と工夫の極地に、すっかり感激なさっているようでした。(館長)

更新:2007/8/13

ストロー笛のお店


毎日とても暑い日が続いています。天竜や佐久間など、浜松市内にも日本一暑い地域があって全国ニュースにもなるほどです。そんな暑い浜松ですが、楽器博物館の中は冷房が効いて快適。開催中の企画展「素材で楽しむ楽器たち」には連日たくさんのお客様がいらっしゃっています。展示室の一角にある「ストロー笛作りのお店」は大人気。たった1本のほんとに普通のストローにちょっと手を入れるだけで、ビービー鳴るんです。作った人は大人もこどもも楽しそう。ストローに指孔を開けてメロディが吹けるようにする上級コースもあります。是非チャレンジなさってはいかが?(館長)

更新:2007/8/12

企画展始まる


 梅雨も明けて、本格的な夏になりました。ブログ、しばらくお休みしていましたが、本日から復活です。今日8月1日から夏の企画展「知恵と工夫の万華鏡・素材で楽しむ楽器たち」が始まりました。9月2日までです。博物館の常設展示はアジア、アフリカ、オセアニア、アメリカ、ヨーロッパ、日本と地域別の展示になっているのですが、この企画展では、地域に関係なく、楽器の材料・素材で分類して展示しています。動物・植物・鉱物の3つに大きく分けて、さらにその中を皮、骨、爪、貝殻、甲羅、毛、竹、ヒョウタン、木、草、鉄、青銅、銅、ガラス、石、土(粘土)などに分け、全部で120点ほどの楽器を展示しています。各楽器の詳しい解説はありませんが、それぞれ知恵を使って工夫されて楽器になっています。見ているだけで楽しいものです。ストロー笛の展示と製作教室(10時から11時と1時半から3時の2回)も毎日しています。夏休みは是非企画展にお越しください(常設展観覧料で見学できます)。(館長)

更新:2007/8/1

移動楽器博物館


 27日から29日まで、市内の小学校で今年初めての移動楽器博物館(以下移動博)をしました。この移動博は平成12年から始まり今年で9年目、色々試行錯誤しながら今日までやってきました。毎年6から10校を巡回します。
 最初の頃は、ただ世界の楽器を展示して説明して・・・ということが中心でしたが、だんだんと体験やお話を増やしていきました。写真はインドネシアの竹のベル“アンクルン”を演奏しているところ。
 小学生ですから1年生と6年生では反応がまったく違います。1年生にはとにかく、世界の楽器はいろんなのがあっておもしろいよー、6年生には、この楽器を使っている人たちの文化や暮らしは・・・と、博物館の職員も勉強が大変です。でも子供たちのキラキラした目を見ていると、そんな疲れも吹っ飛びます。
 この子供たちが、楽器を通して世界の人々を理解してくれたら、というのが楽器博物館の願いです。(館長)

更新:2007/6/29

ディズニー・アート展


 浜松市美術館で今日から「ディズニー・アート展」が始まりました。オープニング・セレモニーに出席した後、展示を見学しました。「白雪姫」「シンデレラ」「花と木」「ピノキオ」「ファンタジア」「ピーターパン」「不思議の国のアリス」「眠れる森の美女」など、いわゆるディズニー・クラシックスのアニメの原画が450点展示されています。昨年マスコミで話題になった、千葉大学で40数年ぶりに発見されたディズニー・アニメの原画や、米ウォルト・ディズニー社が所蔵する門外不出の原画です。私は昭和30年代に子供時代を過ごしましたから、ちょうど隔週放送のディズニーランドアワーをTVで観たり、ディズニーのアニメを映画館で観て育った世代です。劇場用漫画映画の原画とはいえ、一枚一枚が、どれもすばらしい第一級の芸術作品です。これらの原画を見ると、本当に胸がいっぱいになって涙が出てきました。
 本年4月1日に、浜松市は全国16番目の政令指定都市になりましたが、この展覧会はその記念として開かれているもので、昨年7月から始まった同展日本ツアーの一環です。東京、札幌、新潟での開催が終わり、浜松の後は7月14日からの大阪のみ。大阪は多分大変な人出になるでしょうが、浜松は比較的ゆっくりと観ることができます。みなさん是非浜松にお越しください。ディズニーを観た後は、もちろん、楽器博物館へおいでくださいね。(館長)

浜松市美術館ホームページ

更新:2007/6/2

大学の授業


 楽器博物館から北へ700メートルほど歩いたところに、静岡文化芸術大学があります。デザインや文化政策の講座が中心ですが、音楽関係の講座も少し開かれています。楽器博物館は、この文化芸術大学と共同で、2005年から「19世紀のピアノ文化」をテーマとした講座とレクチャーコンサートを開催しています。楽器博物館所蔵の19世紀のオリジナルピアノを使って、当時の音楽文化を再現しようとするものです。2005年は「ショパンのピアノ協奏曲第1番室内楽版」、2006年は「ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番室内楽版」を紹介しました。前者はCDとして発売しています。後者も今年度中にCDになる予定です。
 さて、同大学の音楽系講座に「民族音楽学」がありますが、本日は授業の一環として教官の指導のもと、学生さんが楽器博物館に見学に来られました。みなさんレポート用紙を片手に、スケッチをしたり、弦の数を数えたり、映像に見入ったりと熱心に調査。大学での講義だけでなく、その楽器の実物が見られるというのは、大変すばらしいことです。今後もどんどん利用していただきたいと思います。(館長)

更新:2007/5/28

絵画「ハーモニー」


 博物館に、とっても素敵な絵が仲間入りしました。 
 地元の浜松東ロータリークラブが、クラブ創立50周年を記念して寄贈してくださったのです。本日、クラブ会長や浜松市長臨席のもと、展示除幕式を行いました。
 同クラブからは数年前より楽器博物館の活動に多大な応援をいただいており、今回も、浜松の文化に寄与できるようにと、寄贈してくださいました。
 東京都在住の画家ハラダチエ氏に委嘱して、浜松市楽器博物館のために制作されたもので、タイトルは「ハーモニー」。畳1畳ほどの大きさのカンバスに、アクリル絵の具で、世界の楽器を演奏する世界の人が描かれています。
 ピアノやヴァイオリン、ホルンといった西洋のよく知られた楽器はもちろんのこと、ハーモニカ、リコーダー、セルパン、ハーディ・ガーディ、ガムラン、ジェゴグ、ビルマの竪琴、チャンゴ、シタール、ウード、ジェンベ、サンポーニャ、マリンバ・グランデ、オンド・マルトノ、テルミン、バンジョー、カンテレ、ニッケルハルパ、クンドゥ、タムタムなど約90種類の楽器と約150人の人が登場。大人も子供も一緒になって楽しそうに音楽を奏でています。見ているだけでウキウキしてきます。
 これはどこの国の何ていう楽器かな? 実際の楽器は展示されているのかな? と楽器博物館見学の楽しみがまたひとつ増えました。是非ご覧になってくださいね。(館長)

更新:2007/5/19

ピアノの父・クレメンティ


 クレメンティという人はモーツァルトと同じ頃に活躍したロンドンの作曲家、ピアニスト、教師、楽譜出版者、ピアノ製作者です。ピアノを習う人なら誰でも一度は練習する「ソナチネ」の作曲者なんです。なんと1781年にウィーンで皇帝の前で、モーツァルトとピアノ演奏の腕比べをしているんですよ。軍配はモーツァルトにあがったようなんですが、その後彼は奮発してますます腕に磨きをかけたそうです。
 この時代はピアノという新楽器がどんどん変化していった時代で、かれはピアノ製作者としてピアノの構造を知り尽くし、ピアノの真価が発揮できる曲をたくさん作りました。ですから製作者・作曲者として、ピアノの父、と呼ばれるわけです。
 さて「フォルテピアノの父・クレメンティとその弟子たちの音楽」と題して6月9日にレクチャーコンサートを開きます。使うピアノは楽器博物館所蔵の1808年イギリス・ブロードウッド社製のピアノ。演奏はイギリスのクレメンティ賞を受賞した本多まきさん。お話はクレメンティ研究家藤江効子さん。イギリスの18から19世紀のピアノ音楽というのはあまり聞く機会がありませんし、まさに当時の響きのする当時のピアノを使いますから、貴重な演奏会です。是非お越しください。(館長)

更新:2007/5/14

サーランギ ミニコンサート


 昨夜の曇り空はどこへやら、今日も浜松は快晴で、まつり好きの浜松っ子は大喜びでした。楽器博物館は今日も1000人以上のお客様。実は、雨のお天気の方が、お客さんがもっと沢山来てくださって嬉しいのですが・・・。
 さて、GWミニコンサート第3弾は、インドの弦楽器「サーランギ」。「百の音色」という意味の楽器で、西インド・ラジャースタン地方の砂漠で生まれ育った楽器です。3本のメロディー弦を擦って演奏しますが、メロディー弦の下には36本の共鳴弦が張ってあり、それがワーンという余韻を絶えず残します。
 インド音楽といえば、弦楽器のシタールやビーナ、打楽器のタブラ、横笛のバンスリが代表的なところでよく知られていますが、このサーランギはそれほどではありません。しかし、ひとたび演奏を聴けば、この楽器にはまってしまう人が多いというのもうなずける楽器です。残念ながら、インド本国でも継承者が少なくなっているそうで、今日の演奏者小林祐介さんは、インドでも注目の貴重な存在。
 元々は歌の伴奏に使われることが多いサーランギですが、今日はソロで演奏。いくつかの曲を演奏すると、やはりインド独特の神秘的な雰囲気が展示室に充満し、聴衆の表情が変わります。この楽器の生の演奏をはじめて聴くお客様ばかりで、感動されたご様子。演奏後も熱心に小林さんに質問されていました。(館長)

更新:2007/5/5

テルミン&マトリョミン ミニコンサート2


 続いて「マトリョミン」。ロシアの可愛い入れ子人形マトリョーシカにテルミンを組み込んだ新電子楽器。生まれは2003年、生まれ故郷は日本、生みの親は竹内正実さん。
 人形に小さなスピーカーは内蔵されているのですが、今日はステージでの演奏なので、外付けの小型スピーカーを使用。テルミンと似た音色ですが、もう少し素朴な感じがします。メロディーを演奏していても、どこか「しゃべっている」感じがするんですね。人形が何かを話している、そんな感じなのです。ですから、楽器というよりも、生き物のようで、とても愛おしくなってしまいます。
 演奏会の後は、可愛いマトリョミンの周りに人だかり。子供から大人まで、ニコニコしながらマトリョミンと遊んでいました。(館長)

更新:2007/5/4

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