講座:フォルテピアノとその時代 [1]プロローグ「シューベルトの夢」

詳細

会場:楽器博物館展示室
講師:筒井はる香(同志社女子大学、神戸女学院大学非常勤講師)
受講料:1000円 (3/11もしくは4/22開催レクチャーコンサートチケットをお持ちの方は無料です)
対象:高校生以上
定員:30人(先着順)
申込:浜松市楽器博物館へ電話で申し込み(TEL 053-451-1128)

1700年頃、イタリアのフィレンツェで発明されたピアノは、今日に至るまで、ある時はゆっくり、ある時は急速に変化を遂げてきました。この講座では、そのようなピアノの変遷とともに、ピアノと作品の歴史の相互作用について読み解いてまいりましょう。
プロローグではシューベルトの作品を中心にして、19世紀ウィーン、ロンドン、パリのフォルテピアノの特色について学びます。シューベルトは生涯ウィーンに住み、当地の楽器に親しみました。短い生涯に作曲した約630曲の歌曲には≪冬の旅≫のように絶望と夢想との間を行き来するような作品がありますが、ウィーン式ピアノのもつ音色の陰影によって、その対比をより明確に表現できるでしょう。
本講座では、浜松市楽器博物館所蔵楽器の響きを実際に聴いていただきながら、その魅力を紹介し、作曲者が音楽に込めた「夢」を探りたいと思います。すなわち、演奏や鑑賞に際し、作品と作品が書かれた当時の楽器との関連性に気付くことは、作曲家の想いに一歩近づくことに繋がるのです。
(筒井はる香)

講師

筒井はる香 つついはるか
大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。ウィーン国立音楽大学で音楽学と歴史的楽器演奏を学ぶ。2011年より同志社女子大学、神戸女学院大学非常勤講師。共著に『ピアノを弾く身体』(春秋社、2003年)等。研究テーマは鍵盤楽器史。

 

更新:2014/11/27

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