特別展関連講座「音の錦絵~絵師たちの見た洋楽器~」

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特別展関連講座「音の錦絵~絵師たちの見た洋楽器~」

日 時:2017年8月4日(金)19:00~21:00
会 場:楽器博物館展示室
講 師:澤崎 眞彦(東京学芸大学名誉教授)
演 奏:平野 伸芽(ソプラノ)、岡田 智恵子(ピアノ伴奏)
受講料:1,000円(要申込/100人先着順)
対 象:高校生以上
申 込:6/5(月)より電話で楽器博物館へどうぞ(053-451-1128)

 

楽器博物館では「耳をすませば浮世絵に、文明開化の音がする」と題した特別展を7 月23 日(日)~ 8 月31 日(木)に開催いたします。 西洋音楽を演奏する外国人と日本人の姿を描いた江戸、明治期の浮世絵50 点余を展示し、西洋音楽を受け入れていった日本の姿を紹介するものです。会期中の8 月4 日(金) には、浮世絵コレクションの所有者であり、日本の音楽教育史研究の第一人者である東京学芸大学名誉教授澤崎眞彦氏をお迎えし、「音の錦絵~絵師たちの見た洋楽器~」と題した講座を開催いたします。現在の日本の西洋音楽の世界に直接つながる、150 年前の文明開化に沸く日本の西洋音楽シーンを、浮世絵と演奏を通じてご紹介いたします。

 

『日本の浮世絵には、美術史上多くの名作が残されています。この講座では、西洋文化の一端である洋楽を題材とした浮世絵を、それを描いた絵師たちの思いと共に、取り上げてみたいと思います。日本人が西洋音楽に接し始めたのは、歴史的には定かではありませんが、江戸以前であったと思われます。ロシア使節レザノフが日本との通商を求め、文化元甲子年九月(1804)に長崎に来航した様子を描いた長崎絵をはじめ、江戸、明治、大正期の絵師が描いた、西洋楽器、西洋音楽を演奏する外国人と日本人の姿を紹介したいと思います。これらを通して、西洋文化の受容と日本の音楽における文明開化の一端を辿ります。また、その頃に日本人が接したであろう音楽を、生演奏で味わっていただきたいと思います。』

澤崎 眞彦

 

《講師・出演者プロフィール》
澤崎眞彦(さわさきまさひこ)
1944 年生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科(音楽教育専攻)修士課程修了。同大学教育学部教授として研究と教育に従事する。2010 年4 月より東京学芸大学名誉教授。論文に「明治初期の日本音楽による唱歌教育計画ー「唱歌編製書類」によるー」(1969)、著書に「なつかしの音楽教科書ー音楽教科書あのうたのルーツはどこにー」(2003 ヤマハミュージックメディア)、「日本人の洋楽の摂取に関する音楽文化史的研究(上下)―江戸末期~明治中期にかけて―」(1987 文部省科研研究・共著)ほか、編著CDに「新訂尋常小学唱歌全集( 全六学年)」〈昭和49 年度芸術祭参加〉(1974 東芝EMI)など、著作物は多岐にわたる。2009 年ブラジル、パラー州政府より日伯文化功労章受賞。現在、日本教材学会会員・常任理事、公益財団法人古賀政夫音楽振興財団評議員、福山平成大学特任教授、日本大学講師。

平野伸芽(ひらのしな)
日本大学芸術学部音楽学科声楽コース卒業。同大学大学院芸術学研究科音楽芸術専攻修了(博士課程前期)。学部卒業時に優等賞受賞。これまでに、学内オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』(デスピーナ役)、『メリー・ウィドウ』(ヴァランシェンヌ役)、『フィガロの結婚』(スザンナ役)に出演。2016 年豊洲シビックセンターホールにて音楽島ガラ・コンサート出演。声楽を池田直樹、日比野幸各氏に師事。ヒラノ・アートサロン音楽教室講師。

 

関連イベント

特別展「耳をすませば浮世絵に、文明開化の音がする」

会  期:2017年7月23日(日)~8月31日(木)
     ※7/26(水)は休館日
開館時間:9:30~17:00
観 覧 料:常設展料金のみで観覧できます
共  催:浜松生涯学習音楽協議会
協  力:澤崎眞彦、東京学芸大学附属図書館
お問合せ:楽器博物館(053-451-1128)

更新:2017/7/4

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