特別展「リードオルガンがくれた幸せ~近代日本の洋楽と学校教育と浜松~」

詳細

会 期:2015年5月2日(土)~6月14日(日)  ※5/13、5/27、6/10は休館
開館時間:9:30~17:00
観覧料:常設展料金のみで観覧できます
特別協力:日本リードオルガン協会
協 力:行田市郷土博物館(埼玉県)、静岡県立磐田北高等学校同窓会、
     ヤマハ株式会社、赤井励、島崎赤太郎ご遺族の皆様
お問合せ:楽器博物館(053-451-1128)

楽器博物館開館20周年を記念して、浜松の西洋楽器産業の原点である足踏み式リードオルガンをとりあげます。明治以降の日本の洋楽器受容や音楽教育、特に小学校や高等女学校での国民の音楽教育に、リードオルガンがいかに大きく貢献したかを、多くの図版資料とともに紹介します。

 

特別展関連

日本リードオルガン協会20周年記念・浜松大会
「足踏みオルガン 昨日・今日、そして明日へ」

公開講座「山葉オルガン創業の頃」

日 時:2015年6月13日(土) 10:00~
会 場:アクトシティ浜松研修交流センター
講 師:武石みどり(東京音楽大学教授)
受講料:無料(要申込)
対 象:高校生以上
申 込:4月15日(水)より楽器博物館へお電話でどうぞ
お問合せ:楽器博物館(053-451-1128)

武石みどり(たけいしみどり)
東京音楽大学教授(音楽学)。日本音楽学会、リードオルガン協会会員。大学で西洋音楽史を講ずる傍ら、明治~昭和初期の日本の音楽・楽器・舞踊について資料研究を行う。著書Japanese Elements in Michio Ito's Early Period(現代図書)、『音楽教育の礎』(春秋社)、論文「山葉オルガンの創業に関する追加資料と考察」「ハタノ・オーケストラの実態と功績」「明治初期のピアノ」他。

 公開コンサート「リードオルガン・浜松からのメッセージ」

※定員に達したため、申込受付は終了いたしました。
日 時:2015年6月13日(土) 13:30~
会 場:アクトシティ浜松音楽工房ホール
入場料:無料(要申込)
申 込:4月15日(水)より楽器博物館へお電話でどうぞ
お問合せ:楽器博物館(053-451-1128)


第1部《心のふるさと~童謡・唱歌・讃美歌にのせて~》

明治期に始まる日本でのリードオルガンの役割は、教会での讃美歌と、学校での唱歌授業の伴奏でした。私たちがいつでもどこでもみんなで一緒に歌える唱歌や童謡は、世界に誇る日本の音楽文化です。第1部では、讃美歌とアメリカのおしゃれな音楽、そして童謡、唱歌で、心のふるさとを旅します。

  【出演】
  鈴木 開(オルガン)、鈴木重子(ヴォーカル)、名倉亜矢子(ソプラノ)

  【演奏曲目(予定)】
  花(滝廉太郎)/夕焼け小焼け/からたちの花/この道/
  サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー(ガーシュイン)/アメイジング・グレイス ほか

第2部《風を歌う~過去から未来へ~》
リードオルガンは息づかいを大切に弾くことにより、17世紀の手鍵盤用作品から現代曲まで、様々なスタイルの音楽を表現豊かに奏でてくれます。リコーダーと共に、また単独で、呼吸する楽器の魅力をお楽しみください。

 【出演】
 伊藤園子(オルガン)、中村証二(オルガン)
 エヴァルト・ヘンゼラー(リコーダー)、大津磨由美(リコーダー)

 【演奏曲目(予定)】
 ケルンのカーニヴァル(エラート)/前奏曲イ長調(大中寅二)/
 平和の祈り(梅津美子)/トリオソナタハ長調(テレマン) ほか

第3部《呼吸するオルガン》
足踏みオルガン(リードオルガン)は、昔の小学校の教室には欠かせない楽器でした。弾いた記憶のある方も多いと思います。子どもの頃聴き覚えのある足踏みオルガンの音は、常に大きな音ではなかったでしょうか?そういう僕もペダルを目一杯踏んで大きな音で鳴らしていた一人です。大人になり再び出会った足踏みオルガンの魅力は、音が鳴る瞬間と消える瞬間にもあると感じました。そのささやくような音に耳を澄ませて聴いていただきたいと思い、「呼吸するオルガン」というタイトルを付けました。
このコンサートでは、小さな音を大切にしたアレンジで浜辺の歌や五木の子守唄などを演奏するのに加え、いろんなタイプのオルガンの音色を聴いていただきます。そして即興演奏でオルガンのさらなる広がりをお見せしたいと考えています。(上畑正和)

【出演】
上畑正和(うえはたまさかず)
作曲家・ピアノ・リードオルガン。大阪工業大学卒業。独学で作曲と和声を探求。知恵泉(Eテレ)サキどり(NHK総合)テラスハウス(フジ)などTV番組の作編曲、トイレマジックリンスプレーや通販生活などCM音楽のほか、ロックバンドやボサノバのプロデュース、邦楽・クラシック演奏家への楽曲提供を手がける。また、サラウンドによる作品作りにも取り組み、博物館やお寺などでサラウンドコンサートを開催、アート展にも出品する。ピアノ・足踏みオルガンによる演奏活動ではソロをはじめ、洋楽・邦楽・エスニックにわたる多種楽器奏者とのコラボレーションを展開。2005年と2007年にはハクジュホールにて「光のしずく」と題し足踏みオルガン・チェンバロ・笙・ハンドベルでのコンサートを主催、2012年と2014年にはウォン・ウィンツァン氏と「2台のピアノ・2台の足踏みオルガンによる即興演奏コンサート」を行う。朗読劇「潮騒の祈り」ではピアノ・足踏みオルガンの即興演奏で参加。ソロアルバム『luzsombra』『Raz e del』。上畑正和作品集『夢見る翼』『光のしずく』。足踏みオルガン童謡・子守唄作品集『そよぎ』他。 www.uz-world.com

【演奏曲目(予定)】
浜辺の歌/五木の子守唄/こもれび(上畑正和作品集2より)/即興演奏 ほか

更新:2015/2/20

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