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レクチャーコンサート
ナチュラル・ホルンの愉しみ
〜ベートーヴェンとモーツァルトのホルン作品〜



(こちらでチラシを拡大して見られます。)

2007年9月2日(日)14:00開演

オーケストラや吹奏楽で活躍するホルン。その歴史は古く紀元前に遡る。
ホルンという名の通り元来は動物の角でできた笛やラッパをさした。
生活の様々な場面で信号の合図に使用され、特に狩猟には盛んに使われた。
今日のホルンのような丸い輪の形のホルンは、17世紀のフランスの
狩猟用ホルンが最初である。オーケストラで使われるようになったのは18世紀。
当時のホルンはヴァルブ(=変音装置)が付いていなかった。
そのようなタイプのホルンを、今日のホルンと区別するために、
ナチュラル・ホルンと呼んでいる。モーツァルトやベートーヴェンの時代は、
まさにこのナチュラル・ホルンが使われていたのである。

ナチュラル・ホルンは、自然倍音とストップ奏法(手のひらをベルに入れて
音程を調節する)で演奏される。今日の便利なヴァルブ付ホルンと比較すれば、
音色は不均一で音程も独特のものがあるが、このことはナチュラル・ホルンが
今のホルンよりも劣っていることを示すものではない。むしろ、それこそが、
今のホルンが便利さの陰で失ってしまった「味わい」なのである。

ナチュラル・ホルンの演奏は難しい。このコンサートでは
名手の演奏によって、ホルンの歴史と魅力を辿り、
ベートーヴェンやモーツァルトの生きた時代の「響き」を紹介する。



===プログラム===

W.A.モーツァルト : ホルン協奏曲 第1番 二長調 K.412

F.ダンツィ : ホルンソナタ ヘ長調 作品28

ベートーヴェンとモーツァルトの
オーケストラ作品のフレーズから



===出演===
塚田聡(ナチュラル・ホルン)
小倉貴久子(フォルテピアノ)


※楽器博物館所蔵の19世紀ナチュラル・ホルンも一部使用予定。
伴奏ピアノは楽器博物館所蔵の1810年ウィーン・ワルター&サン製フォルテピアノを使用。


入場料:大人1500円、学生800円
(未就学のお子様は、入場をご遠慮頂いております。)
会場:アクトシティ浜松 音楽工房ホール
チケット取り扱い:楽器博物館、アクトシティチケットセンターにて販売