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須磨琴

〜遙かなる平安の雅〜



(こちらでチラシを拡大して見られます。PDF形式640KB)

2010年6月26日(土)14:00開演

入場料:大人2000円、学生1000円
(未就学のお子様は、入場をご遠慮頂いております。)
会場:アクトシティ浜松 音楽工房ホール
チケット取り扱い:楽器博物館、アクトシティチケットセンター、
ヤマハミュージック東海浜松店にて
問い合わせ・チケット予約:楽器博物館(053-451-1128)




 一絃琴(いちげんきん)は、その名の通り弦が一本しかないコト。
別名須磨琴(すまごと)という。ふつうのコトにあるような
琴柱(ことじ)はなく、弦を押さえて音の高さを変える。このような楽器は
正式にはコトとは呼ばず、琴と書いてキンと呼ぶ。

 宮尾登美子さんの直木賞受賞作品に「一絃の琴」という時代小説がある。
幕末から明治の土佐を舞台に、 5 歳で一絃琴に魅せられた武家の娘が、
その後の人生を琴に傾けるという物語。この一絃琴の発祥は、言い伝えによると
神戸の須磨とされている。平安時代の歌人で六歌仙のひとり在原業平、
その兄である中納言在原行平が須磨に流された時、須磨の浜に打ち寄せられた舟板と、
自分の冠の緒で琴を作り奏して、寂しい境涯を慰めた、という伝説である。
この楽器の簡素な構造、哀愁を帯びた音調と重なって、聞く者の涙を誘う。

 現行の須磨琴は江戸時代 1700年代から興り、明治までは盛んに演奏されたが、
大正、昭和と次第に衰退、戦後は消滅の危機に瀕した。しかし昭和40年に、
須磨琴を愛する人が集い、誕生の地とされる須磨の須磨寺を本拠地として保存会が発足、
現在に至っている。この演奏会では、平安時代から続く一弦の琴須磨琴の、
清楚で典雅な調べを、保存会の皆さん10名の演奏で味わっていただく。



プログラム
平家抄
松に寄せる祝歌
須磨
須磨の関守



出演:一絃須磨琴保存会
(小池美代子 三浦徳子 永橋久子 緒方澄子 岩澤隆世    
     愛田純子 平田直子 飯塚美和子 平野春子 今井弘子)