ロゴ スペース

Museum News
トップ催し物 >バリトン

バリトン
〜ハイドンが愛した幻の弦楽器〜



(こちらでチラシを拡大して見られます。)

2009年11月16日(月)18:45開演

入場料:大人2000円、学生1000円
(未就学のお子様は、入場をご遠慮頂いております。)
会場:楽器博物館地下展示室
チケット取り扱い:楽器博物館、アクトシティチケットセンター
問い合わせ・チケット予約:楽器博物館(053-451-1128)




 バリトンとは17世紀から南ドイツ・オーストリア地域で
製作され王侯貴族の間に広まった弓奏弦楽器。当時既に存在し
人気を博していた弦楽器ヴィオラ・ダ・ガンバとよく似た楽器だが、
旋律を奏する6〜7本のガット弦の他に、9〜10本の金属弦を持つのが
特徴。その金属弦はもちろん共鳴弦としての役割もあるが、
左手の親指で爪弾いて演奏もする。幅広い倍音効果が発揮され、
この楽器の豊かで柔らかな音色を作り出すのだ。

 ハンガリーの大貴族ニコラウス1世エステルハージ侯(1714〜1790)は
バリトンの音色をこよなく愛した。ハンガリーのヴェルサイユ宮殿と
いわれる夏の離宮エステルハーザには、夏にはニコラウス侯が
使用人や楽団員とともに移り住み、オペラ劇場やマリオネット劇場で
音楽三昧の日々を過ごした。そのエステルハージ家の楽団に副楽長
のちに楽長として4代の当主に仕えたのがハイドンである。
1762年から28年間ニコラウス侯に使えたハイドンは、オペラ、交響曲など
様々な作品を作曲したが、ニコラウス侯が好んで弾いたバリトンの曲も
150以上作っている。バリトン音楽はエステルハージ家の宮廷において
最高に花開いたのである。

 製作費が高く、演奏も困難であるため、その後演奏が途絶えてしまい
幻の楽器となったバリトン。今回はその貴重なコンサートを、
バロック・ヴィオラ、バロック・チェロとのトリオでお贈りする。



プログラム:バリトン、ヴィオラと低音楽器のための3声のディヴェルティメント 
 ニ長調 Hob. XI:42  イ短調 Hob. XI:87  ニ長調 Hob. XI:97  ニ長調 Hob. XI:34




出演:エステルハージ・アンサンブル
ミヒャエル・ブリュッシング(バリトン) マリア・ブリュッシング(バロックチェロ) アンドラーシュ・ボリキ(ヴィオラ)