第186回レクチャーコンサート「パワフル口琴トリオ ~熱狂のハンガリアン・トラディション~」

詳細

日 時:2016年11月26日(土) 開場18:00 開演18:30
入場料:一般3,000円、学生1,000円(24歳以下の学生) ※未就学児の入場はご遠慮ください。
会 場:楽器博物館 天空ホール
チケット取り扱い:楽器博物館、アクトシティチケットセンター、浜松市文化振興財団オンラインショップ
※9月26日(月)より発売
お問合せ・チケット予約:楽器博物館(053-451-1128)


古くは16世紀初頭の文献に記述がみられハンガリーの口琴ドロンブ。伝統が途絶えかけていたこの楽器に新しい息吹を与えたのは、高品質と量産という相反する二つの課題を克服したシラーヂ・ゾルタン。ゾルタンの口琴の特徴を知り尽くした息子アーロンの演奏は、力強くリズム感に溢れている。今回はバイオリンと太鼓を従えたトリオでの来日。伝統を踏まえつつ現代的なアプローチを取り入れた口琴音楽に耳を傾けてみよう。

プログラム(予定)

窯  
愛、愛  
亜麻の芽 
冬 
黒 
レナ川 
チャーンゴーの踊り 他

出演

ゾールド Zoord

解説:直川礼緒(日本口琴協会会長)


ゾールド Zoord
口琴の名手シラーヂ・アーロンを中心に結成。ハンガリー中南部の町ケチケメート(作曲家コダーイの生地として知られる)を本拠地として活動中。メンバーは2005年以来「Navrang」「Flotas」など、さまざまな形態のバンドで活動してきた。トリオとしては2014年冬、Madjayarの名でサハ共和国をツアー、口琴をベースとするモルドヴァ地方の荒々しい伝統音楽を演奏した。2015年ハンガリーの高名な口琴製作者シラーヂ・ゾルタンによって、「ゾールドZoord」と命名される。ハンガリー語の「冷厳」「厳格な」「強風の」「北方の」を意味する「ゾルドZord」のもじりである。

シラーヂ・アーロン (口琴)
1977年ハンガリー唯一の口琴製作者シラーヂ・ゾルタンの長男として生まれる。口琴は3歳から演奏、16歳から真剣に取り組む。1997年から、国際的な口琴ムーヴメントの主要メンバーとして活動、様々な国際口琴フェスに参加、名演奏家たちのスタイルと演奏技術の影響を受ける。特にスイスのアントン・ブルーヒンから多くを学ぶ。アントンの口琴音楽の創造力・狂想は、アーロン独自のスタイルの開発の原動力となる。また、サハのスピリドン・シシーギンの、スピリチュアルな口琴演奏にも深いインスピレーションを受ける。国際口琴協会理事、国際的な口琴フェスのプログラム委員でもあり、ハンガリー口琴フェス(2005~)のオーガナイザー。レシュコフスキイ・コレクション楽器博物館館長。

オルマーシ クリスティアーン
(太鼓)
ハンガリー中央部の伝統音楽・舞踊イベントのオーガナイザーとして、また音楽家として重要な役割を果たす。太鼓奏者としては、モルドヴァのチャーンゴー人の伝統音楽に新しいエネルギーを注ぎ込み、都会の若者にも魅力的なものとした功績を持つ。また、その守備範囲は広く、民俗音楽グループはもとより、パンクバンド、実験音楽プロジェクトにも参加。Locaという名のこどもバンドの代表としても成功を収めている。

ドラバント ベーラ 
(ヴァイオリン&歌)
ハンガリーの有名な伝統音楽グループFlotasの設立メンバー、非常にユニークなサウンドのワールドミュージック グループNavrang(九色)のメンバーであり、ハンガリー中央部の民俗音楽・ワールドミュージックシーンで精力的に活動。モルドヴァの高齢の音楽家たちに伝統的な旋律を学び、チャーンゴー音楽に深く身を捧げる。その演奏スタイルは、チャーンゴー人のその日暮らしの厳しい生活の現われであり、伝統と本能の境界がはっきりとは分かち難い時代の音楽に根差している。

更新:2016/8/21

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