第179回レクチャーコンサート 「天上のリズム~南インドの打楽器と声のアンサンブル~」

詳細

日 時:2016年4月12日(火) 開場18:30 開演19:00
入場料:一般3,000円、学生1,000円(24歳以下の学生) ※未就学児の入場はご遠慮ください。
会 場:楽器博物館 天空ホール
チケット取り扱い:楽器博物館、アクトシティチケットセンター、浜松市文化振興財団オンラインショップ
※2月12日(金)より発売
お問合せ・チケット予約:楽器博物館(053-451-1128)
公演オフィシャルサイト http://vikku-vinayakram.com/

1992年グラミー賞受賞の、インドの人間国宝級打楽器奏者
ヴィックゥ・ヴィナーヤクラーム率いる、神に捧げられたグループ
“ラヤ・サマルパナム”が楽器博物館に登場!

プログラム

当日決定します。お楽しみに!

出演

ラヤ・サマルパナム Laya Samarpanam(インドより来日)
ヴィックゥ・ヴィナーヤクラーム(ガタム)
N.ラーマクリシュナン(ムリダンガム)
S.スワミナータン(カンジーラ)
S.ヴェンカタスブラマニアン(ヴァイオリン、ボーカル)

1942年生まれのヴィックゥ・ヴィナーヤクラーム(ヴィックゥジー)はインドの中でも保守的な南インドにおいて、今なお古くから続く伝統にのっとって生活する飾り気のない純朴な好々爺。 幼少の頃から音楽家である父ハリハラ・シャルマよりカルナータカ音楽 (南インド古典音楽)のパーカッショニス トとしての素養をたたきこまれ、その甲斐あってマドラス(現タミル・ナードゥ州チェンナイ)の古典音楽シーンで着実に頭角を表し、当時の大御所たちからの寵愛を受けた。
 
彼が演奏するのはガタムという、丸くて愛くるしい打楽器。楽器として作られた素焼きの壷を指や掌で叩いて軽快な音を生み出す。その「魔法の壷」から紡がれる南インドの複雑で美しいリズムを、椰子の木が生い繁る牧歌的な南インドから「世界」へと知らしめた最大の功労者がヴィックゥジーである。

1966年には後に人間国宝と認定される南インド随一の歌姫M .S.スッブラクシュミとともにニューヨークで開催の国連コンサートへ出演。1970年代半ばには英国人ジャズギタリストのジョン・マクラフリン率いるグループ「Shakti(シャクティ)」で活躍。インド・ジャズフュージョンとも言える音楽性で時代を大幅に先取りしたこのグループにより、ガタムと南インドのリズムの魅力は世界の多くのファンの知るところとなる。その後も躍進はとどまることを知らず1992年にはアメリカのジャムバンド「グレイトフル・デッド」のドラマー、ミッキー・ハートのアルバム「Planet Drum」に参加し、グラミー賞を受賞するという快挙を成し遂げる。

そんな華やかな経歴のヴィックゥジーだが、当の本人はそんなことは気にもかけず、また驕ることもない。南インドに今なお多くいる敬虔なヒンドゥー教徒として常に心に神を宿し、日々の祈りと感謝を忘れない。童神のような純朴な存在だからこそ、彼の紡ぐピュアな音は我々の心を打つ
 
長きにわたる伝統をもつカルナータカ音楽の古典形式と、ヴィックゥジー自身の作曲による曲を演奏するパーカッションアンサンブルの形式の2つで、超絶のリズムと突き抜けたメロディーを軸とする南インドの音楽の素晴らしさをお届けする。

更新:2016/1/8

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