第176回 レクチャーコンサート「クラヴィーアの国“ウィーン”~ワルターで聴く魅惑の室内楽作品~」〈フォルテピアノとその時代 第5回〉

詳細

日 時:2015年11月16日(月) 開場18:30 開演19:00
入場料:一般2,500円、学生1,000円(24歳以下の学生) ※未就学児の入場はご遠慮ください。
会 場:アクトシティ浜松 音楽工房ホール
チケット取り扱い:楽器博物館、アクトシティチケットセンター、浜松市文化振興財団オンラインショップ
※8月16日(日)より発売
お問合せ・チケット予約:楽器博物館(053-451-1128)

 

モーツァルトが「クラヴィーア(ピアノ)の国」と呼んだ街ウィーン。18 世紀末以降、ピアノの人気が高まりピアノ作品に音楽愛好家は熱狂し、それと共に優秀なピアノ製作者たちはウィーンに集まり名器を生み出していきました。その中でも最も信頼を得たのがA.ワルターのピアノでした。ワルターを手に入れ、ピアノの世界に新しい表現方法を吹き込んだベートーヴェン。モーツァルトの弟子で、ベートーヴェンと人気を二分したフンメル。ウィーンが生んだ愛すべき作曲家シューベルト。1810 年頃製のワルターで、当時の管楽器、弦楽器と共に奏でるコンサートは、世界的にも滅多に体験することのできない素晴らしい時になるでしょう。 (小倉貴久子)

 

プログラム

F.シューベルト
即興曲 変イ短調 作品90-4  「しぼめる花」による序奏と変奏

L.v.ベートーヴェン
ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 作品24「春」

J.N. フンメル
ピアノとフルート、オーボエ、ホルン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスのための七重奏曲 ニ長調 作品

 

出演

小倉貴久子(おぐらきくこ/フォルテピアノ)
東京藝術大学を経て同大学大学院ピアノ科修了。アムステルダム音楽院を特別栄誉賞付き首席卒業。第3 回日本モーツァルト音楽コンクール、ピアノ部門第1位。ブルージュ国際古楽コンクールにて、1993 年アンサンブル部門第1位、95 年フォルテピアノ部門1位と聴衆賞を受賞し話題を呼んだ。浜松市楽器博物 館所蔵のさまざまな時代のフォルテピアノによる録音を中心にCDを40点以上リリース。それらの多くが新聞紙上で推薦盤、「レコード芸術」誌で特選盤に選ばれている。各地の音楽祭やTV、ラジオなどの出演も多い。CD《イギリス・ソナタ》は平成24 年度文化庁芸術祭レコード部門〈大賞〉受賞。著書にカラー図解『ピアノの歴史』(河出書房新社)。 校訂楽譜『ジュスティーニ:12のソナタ集』(カワイ出版)。シリーズコンサート『小倉貴久子の《モーツァルトのクラヴィーアのある部屋》』好評展開中。東京藝術大学古楽科非常勤講師。

若松夏美(わかまつなつみ/ヴァイオリン・ヴィオラ)
仙台市出身。桐朋学園高校及び同大学音楽学部卒、研究科修了。ヴァイオリンを鷲見三郎氏、江藤俊哉氏に師事。82 年デン・ハーグ王立音楽院に留学。バロック・ヴァイオリンをS.クイケン氏に師事。85 年演奏家ディプロマを得て同校を卒業。ラ・プティット・バンド、18世紀オーケストラなどのオーケストラのメンバーとして数々の演奏会、録音に参加した。現在、バッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカのコンサート・マスター。18 世紀オーケストラ(オランダ)のメンバー。BIS およびTDK アルテ・デラルコにモーツァルト、ハイドン、ボッケリーニの室内楽、協奏曲など録音。東京芸 術大学古楽科非常勤講師。

武澤秀平(たけざわしゅうへい/チェロ)
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て同大学器楽科チェロ専攻卒業。卒業時同声会賞受賞。チェロを崎野敏明、山崎伸子の各氏に、ヴィオラ・ダ・ガンバを福沢宏氏に師事。2006 ~ 2013年新日本フィルハーモニー交響楽団フォアシュピーラー。ヴィーラント・クイケン、ロレンス・ドレイフュス、フィリップ・ピエルロ、上村かおり、エマニュエル・バルサ、ガエタノ・ナジッロ、鈴木秀美、アネル•ビルスマの各氏にレッスンを受ける。バッハ・コレギウム・ジャパン、クラシカル・プレイヤーズ・東京E.A.S.T、Ensemble Les ations、“ザ・ロイヤルコンソート”メンバー。桐朋学園大学音楽学部 古楽器専攻非常勤講師。

小室昌広(こむろまさひろ/コントラバス)
1967年千葉県習志野市生まれ、在住。8 才よりピアノを、13 才よりコントラバスを始める。1985 年東京芸術大学入学、1989 年同大学院修了。コントラバスを加藤正幸・永島義男に師事。コントラバス奏者として活躍するかたわら、作曲・編曲も行っており、その作品は東京交響楽団等により演奏されている。雑誌「ストリングス」にて誌上レッスンを長期連載していた。東京芸術大学および尚美ミュージックカレッジ講師。

菊池かなえ(きくちかなえ/フルート)
東京音楽大学附属高校、桐朋学園大学卒業。古楽器でのルネサンス、バロック音楽から現代フルートでの新作初演までレパートリーは幅広い。第1回現代音楽協会演奏コンクール「競楽Ⅰ」と第6 回日本フルートコンヴェンションコンクールで2 位。第8 回日本管打楽器コンクール3 位。第24 回NFA 主催Young Airtist Competition (New York) 優勝。フルートを糸井正博、青木明、植村泰一、小泉浩、野口龍、加藤元章の各氏に、バロック・フルートを有田正広氏に師事。 「デュルファール」「音楽三昧」「アンサンブル室町」「ソフィオ・アルモニコ」メンバー。国立音楽大学、桐朋芸術短期大学非常勤講師。パウエルフルート・アカデミー講師。

三宮正満(さんのみやまさみつ/オーボエ)
1971年埼玉生まれ。武蔵野音楽大学卒業。在学中より演奏活動を始め、数々のオーケストラで演奏。アンサンブル「ラ・フォンテーヌ」のメンバーとして1997年古楽コンクール〈山梨〉最高位、2000 年ブルージュ国際古楽コンクール2 位。2008 年より田村次男氏と共にオーボエ製作をおこなっている。2014 年ソロアルバム「19 世紀パリのオーボエ作品集」を(フォンテック)よりリリース。現在「バッハ・コレギウム・ジャパン」&「クラシカル・プレイヤーズ東京」首席オーボエ奏者。「アンサンブル・ヴィンサント」主宰。 東京藝術大学古楽科講師。

塚田聡(つかださとし/ナチュラルホルン)
東京藝術大学卒業。卒業と同時に東京フィルハーモニー交響楽団入団、現在に至る。1991年アフィニス文化財団海外派遣研修生としてオランダ・アムステルダム音楽院に留学しホルンをV.ツァルツォー氏に、ナチュラルホルンをC.モーリー氏に、フラウト・トラヴェルソをC.ヒュンテラー氏に師事、古典派音楽への造詣を深める。2001年文化庁派遣芸術家在外研修員として再度オランダにてT.v.d.ツヴァルト氏にナチュラルホルンを師事。「バッハ・コレギウム・ジャパン」「オーケストラ・リベラ・クラシカ」等で演奏、CD を録音。浜松市楽器博物館コレクションシリーズCD18「ナチュラルホルン」48「森 の響き」で演奏。「ラ・バンド・サンパ」主宰。

更新:2015/7/15

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