第154回 レクチャーコンサート「共鳴する弦~19世紀ギターとスクエアピアノの対話」

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開催概要

日 時:2013年10月26日(土)開演:6:30pm
入場料:一般2500円、学生1000円(未就学のお子様は、入場をご遠慮頂いております。)
会 場:楽器博物館 天空ホール
チケット取り扱い:楽器博物館、アクトシティチケットセンター、浜松市文化振興財団オンラインショップ
問い合わせ・チケット予約:楽器博物館(053-451-1128)
チケット発売 8/26(月)

楽器博物館初のスクエアピアノ・コンサート。ソロと19世紀ギターとのデュオをお楽しみいただく。

ピアノであれギターであれ楽器はなんでもそうだが、現代のものに比べれば「小ぶり」である。

見た目のみならず響きもそうである。だからといって音楽的価値が現代のものよりも劣るということではない。むしろ逆の場合も多々ある。形も音も巨大化を辿った楽器や音楽の歴史。ピアノとギターが共鳴するなんて、今の楽器ではなかなか難しいこと。過去に戻ってみれば、そこにはすばらしい世界がある。

ふたつの楽器の語らいに、しばし耳と心をかたむけよう。

使用楽器

スクエアピアノ T.ラウド作 1805年頃 ロンドン 楽器博物館所蔵

プログラム(予定)

  • トマソ・ジョルダーニ Tommaso Giordani (1730-1806)/ギターと通奏低音のためのソナタ ハ短調
  • フェルディナンド・カルッリ/Ferdinando Carulli (1770 -1840)グランド・デュオ 作品86
  • ハウプ・エマー Huib Emmer (1951)/Far-off Land (世界初演) ほか

出演

La Corde Vibrante(ラ・コルデ・ヴィブランテ)
ギタリスト、ダリオ・マカルーソとフォルテピアニスト、岩村かおるのデュオ。古典ギターとフォルテピアノの組み合わせが親密で繊細な雰囲気を作ると高評を得ている。古典に限らず現代曲も演奏し、デュオのために既に4作品の現代曲が作曲された。

2008年にイギリス、フェントンハウス楽器博物館、09年にはイタリア、サルデニアの音楽祭、パレルモのAntonio Il Verso演奏会シリーズ、オランダでのHonig Breethuisフォルテピアノフェスティヴァルをはじめ、アムステルダムでのティーハウスコンサートやMLK教会、11年シシリー島チェファルでの演奏会、12年にはヘールフィンク博物館での演奏会に出演。現在初CDの制作中。日本ツアーは今回が初。

ダリオ・マカルーソ〈ギター〉
1968年シシリー生まれ。パレルモ音楽院で勉強した後アムステルダムのスウェーリンク音楽院で学び、最高点にて卒業。

グスタフ・レオンハルトや、ヴァルター・ファン・ハウヴェのレッスンも受けた。ヨーロッパ各地で演奏し、日本にはソリストや室内楽奏者として数回招待されている。マスタークラスの開催、音楽学的研究、出版も手がけ、様々なコンサートシリーズの企画者でもある。

多くのヨーロッパの作曲家が彼のために作曲している。これまで3つのCDを発表。最近のCD “From Italy” では19世紀の作品のデュエットをオランダ人フルート奏者のエレオノーレ・パーマイヤーと共演している。

岩村かおる〈スクエアピアノ〉
東京生まれ。武蔵野音楽大学、大学院ピアノ専攻修了。1996年よりデン・ハーグ王立音楽院とアムステルダム音楽院にてスタンリー・ホッホランドにフォルテピアノを師事し演奏家ディプロマを取得。その後モーツァルテウム音楽院で研鑽を積む。06年初期フォルテピアノのスペシャリストに与えられるクレメンティ賞をイギリス、フィンチコックスピアノ博物館にて受賞。08年にはFMラジオ局AVROより、アムステルダム、コンセルトヘボウのシュピーゲルザールからフォルテピアノ演奏が生中継された。09年よりカメラータ・アムステルダムの通奏低音奏者としてツアーに毎年参加する。

10年より、スウェーリンク・コレクション(アムステルダムの著名なフォルテピアノのコレクション)の運営委員の一人に任命された。

11年のアムステルダムヴィルトゥオージ、スクエアピアノフェスティバルではコンクールの審査員として招かれるほか、スクエアピアノのために作曲された新曲を多数初演。オランダを拠点にフォルテピアノ演奏者として活躍中。

更新:2014/7/23

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