第133回 レクチャーコンサート「ロマンス ~ブラームスとシューマンに聴く」

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開催概要

19世紀ドイツ後期ロマン派の優美な旋律
グロトリアン・ピアノの甘い音色が浪漫を誘う

入場料:大人2000円、学生1000円
(未就学のお子様は、入場をご遠慮頂いております。)
会場:アクトシティ浜松 音楽工房ホール
チケット取り扱い:楽器博物館、アクトシティチケットセンター
問い合わせ・チケット予約:楽器博物館(053-451-1128)

コンサートに寄せて
 1853年秋のある日、若く未だ無名だったブラームスが、当時の音楽界に大きな影響力を持っていたシューマン夫妻のドアをノックします。この運命の出会いに、シューマン夫妻は「天才が現れた」と歓喜し、ブラームスとシューマン一家との親密な関係は、この時からシューマンの妻クララが亡くなる1896年まで続きます。

 音楽家が音楽家として独立して活動し始めた時代から、音楽家同士のネットワーク、友情、信頼関係は、彼らの音楽に深く影響したに違いありません。

 シューマン夫妻、ブラームスの3人の作品に焦点を当てた今回のプログラム。19世紀ドイツの楽器からどのように浮き上がってくるのでしょうか。本当に楽しみです。

七條恵子

使用フォルテピアノ

グロトリアン-シュタインヴェヒ
1885~90年 ブラウエンシュヴァイク/ドイツ

プログラム(予定)

ヴァイオリンソナタ第1番 イ短調 作品105
FAEソナタ
ロマンス(ピアノソロ)
ヴァイオリンとピアノの為の3つのロマンス 作品22
ヴァイオリンソナタ第3番 ニ短調 作品108

出演

七條恵子 しちじょうけいこ
徳島県出身。3歳よりピアノを始める。2000年桐朋学園大学演奏学科ピアノ科卒業。
2002年、東京芸術大学大学院古楽科をフォルテピアノ専攻で修了。
2004年ブルージュ国際古楽コンクール、フォルテピアノ部門で最高位、あわせてミンコフ賞を受賞。
2006年にはラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭にモーツァルトのピアノ協奏曲の
ソリストとして出演。同年ブルージュ国際古楽コンクール、モーツァルトアンサンブル部門で山口幸恵(ヴァイオリン) とのデュオが第1位。2009年ドイツ、トロッシンゲンの国際古楽コンクール「A Tré」で山口幸恵(ヴァイオリン)、ヒデオン・デン・ヘルダー(チェロ) とのピアノトリオ「Trio Otono」が第1位受賞。2002年より、アムステルダム音楽院にてスタンリー· ホッホランドのもとで研鑽を積む。
2005年からは文化庁海外派遣研修員として、2007年にはよんでん文化財団の奨学金を受け同音楽院において研修を続ける。2008年同音楽院修士課程修了。
2008年9月よりベルギー王立ゲント音楽院にてダーン・ファンデヴァレの下で現代音楽のスペシャライズを行なう。2010年同音楽院、ポストマスタープログラムをピアノソリストコース専攻で修了、最高栄誉賞受賞。
これまでにピアノを上野久子、村上弦一郎、ダーン・ファンデヴァレの各氏に、フォルテピアノを渡邊順生、
故小島芳子、スタンリー・ホッホランドの各氏に、チェンバロを有田千代子氏に、室内楽を江藤俊哉、有田正広、野本由紀夫の各氏に 師事。2009年よりアムステルダム音楽院の嘱託伴奏員として勤務している。フォルテピアノスペシャリストとして、また、現代ピアノ奏者としてソロ、アンサンブル共にヨーロッパ各地でリサイタル、ラジオ録音等の活発な活動を行っている。

山口幸恵 やまぐちゆきえ
鈴木愛子氏に幼少の頃から手ほどきを受けた後、桐朋学園にて江藤俊哉氏に師事。
在学中から古楽奏法に興味を持ち始め、バロック・ヴァイオリンを若松夏美氏に師事。
2004年にバロック・アンサンブル、「リクレアツィオン・ダルカディア」のメンバーとしてイタリアのボンポルティ古楽コンクール優勝。2006年にはフォルテピアノとのデュオ「音の恵」にてベルギーのブルージュ国際古楽コンクール優勝。2006年より文化庁海外派遣研修生としてアムステルダム音楽院に留学。バロック・ヴァイオリンをルーシー・ファン・ダール女史に師事し栄誉賞付き最高点を獲得して修了。修士論文はヴィオリ-ノ・ピッコロの奏法、レパートリに言及。それまであまりなされていなかった分野の研究に対し高い評価を受けた。積極的かつ柔軟なアンサンブルの姿勢は多くの音楽仲間からの信頼を得ており、これまでに有田正広、鈴木雅明、寺神戸亮と室内楽を共演している。現在はヨーロッパに拠点を置き、創設に関わった室内楽グループでオーストリア、イタリア、ベルギー、フランス、オランダの音楽祭に招かれているほか、バッハ・コレギウム・ジャパン、B’Rock、Il Complesso baroccoなどの団体と世界各地で演奏、CD録音、ラジオ録音、TV収録を行っている。

更新:2014/7/17

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