第127回 レクチャーコンサート「木のラッパ ~セルパンとコルネット~」

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開催概要

入場料:大人2000円、学生1000円
(未就学のお子様は、入場をご遠慮頂いております。)
会場:楽器博物館 天空ホール
チケット取り扱い:楽器博物館、アクトシティチケットセンター
問い合わせ・チケット予約:楽器博物館(053-451-1128)

 金管楽器のように唇をふるわして鳴らすけど、材質は「木」で出来ている。そんな金管楽器と木管楽器の間を行くセルパンとコルネット。ボディーはどういうわけか曲がったり、くねくねしていたり・・・。それもそのはず、セルパンはフランス語で「蛇」という意味。コルネット(「小さい角」の意)も文字通り「角」のように曲がっています。さて、かたちは珍しくてもその昔はとてもメジャーな楽器たち。例えばガブリエリの金管アンサンブルの為の曲は、本当はトランペットではなくこの曲がったコルネットのために書かれているのです。時代は下って、セルパンもテューバが発明されるまでは低音楽器の花形、メンデルスゾーンの交響曲第5番「宗教改革」にはこのセルパンが登場します。
 そしてこのセルパンとコルネットは、両方とも同じ構造を持った古楽器には違いないのですが、古さの方がだいぶ違いまして・・・。もしかすると昔は出会ったことがないかも知れないのです。そんな彼らが、この度、浜松市楽器博物館において共演を果たします

プログラム

ソナタ《ラ・モニカ》 フィリップ・フリードリヒ・ベデッカー
セルペンス・セクンド ミシェル・ゴダール
アントレ 作者不詳
ほか

出演

濱田芳通/コルネット リコーダー
橋本晋哉/セルパン
西山まりえ/ハープ

濱田芳通 はまだよしみち
我が国初の私立音楽大学、東洋音楽大学(現東京音楽大学)の創立者を曾々父に持ち、音楽一家の四代目として東京に生まれる。桐朋学園大学古楽器科卒業後、スイス政府給費留学生としてバーゼル・スコラ・カントールムに留学。リコーダーを花岡和生、コルネットをB.ディッキー、中世理論及びアンサンブルをC.ヤング、D.ヴェラールの各氏に師事。B.ディッキー率いるコンチェルト・パラティーノ、C.ヤングのアンサンブル≪PAN≫、アンサンブル≪ラ・フェニーチェ≫、ルネ・ヤーコプス指揮コンチェルト・ヴォカーレ、アンサンブル≪エリマ≫などのメンバーとしてもヨーロッパ各地で活躍。また、アニメ「耳をすませば」の音楽、大河ドラマ「信長」「秀吉」に出演するなど、知られざるバロック以前の音楽や楽器を広めるべく、幅広い活動を行っている。
古楽アンサンブル≪アントネッロ≫(第7回ホテルオークラ音楽賞受賞)主宰。
合唱団≪ラ・ヴォーチェ・オルフィカ≫常任指揮者。

橋本晋哉 はしもとしんや
テューバ、セルパン奏者。フランス国立パリ高等音楽院第3課程卒。
2002年アヴァン・センヌ(フランス)第1位、第5回現代音楽演奏コンクール第2位、03年ガウデアムス国際現代音楽演奏コンクール特別賞受賞。フェスティバル・アゴラ、レゾナンス2003、秋吉台現代音楽セミナー、サントリー音楽財団サマーフェスティバル2008 及び2010、コンポージアム2009 、東京オペラシティ「B→C」、NHK-FM「名曲リサイタル」などにソリストとして出演。

西山まりえ にしやままりえ
バーゼル・スコラ・カントールム、ミラノ市立音楽院留学。1997年第11回古楽コンクール〈山梨〉第1位優勝。オランダ・ユトレヒト音楽祭でリサイタルに招聘され好評を博す。「アントネッロ」メンバー。ジャズ界の山下洋輔らと共演。CD「バッハイタリア協奏曲とフランス風序曲」(「レコード芸術」特選盤)「バロック・ハープとの出会い」(「朝日新聞」推薦盤)等リリース。ソリストとしてチェンバロとハープ両楽器を操る世界唯一のプレーヤー。

更新:2014/7/17

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