2016年4月12日(火)「天上のリズム~南インドの打楽器と声のアンサンブル~」

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 インドの人間国宝級打楽器奏者ヴィックゥ・ヴィナーヤクラーム率いる、グループ“ラヤ・サマルパナム”をお迎えして南インド音楽を紹介するレクチャーコンサートを開催しました。

 登場した楽器はガタム(素焼きの壺)、ムリダンガム(両面太鼓)、カンジーラ(片面太鼓)、ヴァイオリン、モールシン(口琴)です。
 特に注目されたのはガタムという楽器用に焼かれた素焼きの壺です。今回のコンサートでは音程の違う4つのガタムが使われ、壺の表面を素手で叩いたり、壺の口の部分を手のひらで叩いたり、一つの壺で様々な音を出していました。名手によって叩かれるとコンッコンッと明るい音が響きます。5拍子、7.5拍子の曲に続き、21拍子の難曲が披露され、その複雑なリズムと音色に魅了されました。

お客様と一緒にリズムを叩くこともあり、会場が一体となってリズムを感じることができました。奏者だけでなくその音を聴いている全ての人の気持ちが高揚するような、まさに天上の超絶技巧を体感したコンサートでした。

更新:2016/5/11

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