2015年9月4日(金)「楽器の中の聖と俗」 第64回エストニア・ラトビア・リトアニア~歌声が人々の絆

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講座「楽器の中の聖と俗 エストニア・ラトビア・リトアニア~森と湖、バルトの歌ごころ~ 歌声が人々の絆」を開催しました。
バルト三国として知られるこれらの国々には、この地ならではの珍しい音楽文化があります。今回のテーマは「歌」ということで、現地で撮影された様々な歌唱の映像を観ながら、講座は進んでいきました。

合唱が盛んなバルト三国では毎年各地で「民族大合唱祭」が開催されています。それには40年以上併合されていたソヴィエトから独立した際の歌声による民族運動が大きく関係しており、その伝統が今でも受け継がれているといいます。これらの国々では、作曲家は合唱曲を書くことで認められる、というほどです。

また、地理的に僻地にあり、他国からの影響やキリスト教の影響を受けてこなかったため、北欧の古い歌唱形式を残すルーノ民謡、スタルティネスと呼ばれる特徴的な多声カノン、1人1音の掛け合い演奏など、この地ならではの歌唱法が残っているのだそうです。

次回のテーマは「おもてなしのフォークダンス」。9月18日(金)に開催します。

更新:2015/9/14

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