2015年11月7日(土)「和魂洋才~オークラウロ~」

2015rekukon-Okraulo-houkoku

現在開催中の特別展「和魂洋才・オークラウロと大倉喜七郎」に関連し、オークラウロのレクチャーコンサートを開催しました。

オークラウロとは、昭和10(1935)年に、大倉財閥二代目の男爵大倉喜七郎によって考案された新楽器です。尺八に西洋フルートのベーム式キーシステムを取り入れ、西洋の音階と音楽が奏でられるようにすることを目指して作られました。戦後忘れ去られ、幻の楽器と呼ばれていましたが、2011年に大倉集古館と尺八奏者の小湊昭尚さんの手によって復活。今回のコンサートでは、小湊さんを始めとしたオークラウロ奏者3人とギタ―のユニットによる演奏、そして大倉集古館学芸員の田中知佐子さんに解説していただきました。

前半は、田中さんによる大倉喜七郎の人物像やオークラウロの歴史についてのレクチャーを中心に、小湊さんによる展示オークラウロのデモ演奏もお楽しみいただきました。
後半は、ソプラノ、アルト、バスのオークラウロ三管によるオリジナルアンサンブル曲や、ギターの加わったアレンジをお聴きいただきました。

尺八でもフルートでもない、オークラウロという楽器の可能性と、発案者の大倉喜七郎が楽器に込めた思いを感じることのできたレクチャー&コンサートでした。

更新:2015/11/15

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