2014年7月5日(土)「クリシュナの笛~バーンスリー~」

2014Bansuri 

 バーンスリー奏者の中川博志さん、タブラ奏者の中尾幸介さんをお迎えしてコンサートを開催しました。バーンスリーとは古代インドで親しまれてきた横笛で、タブラは、高音のタブラと低音のバーヤという2種類の太鼓のことです。今回はカヤールというスタイルで行うため、バーンスリーの伴奏楽器にタブラが使用されました。

 第一部は中川さんによる北インド古典音楽についてのお話でした。その中でも、ジャズのような即興演奏の要素が強いヒンドゥスターニー音楽を取り上げていただきました。複雑な理論のインド音楽ですが、わかりやすく解説していただきました。ヒンドゥスターニー音楽は、ゆっくりのテンポから始まり最速で終わるという演奏方法が特徴的です。また、インド音楽では音階のことをラーガといい、ラーガには細かな規則があります。ラーガの種類は数百種もあり、それぞれに名前が付けられています。また、使われる時間帯、季節、感情などの性格が決まっています。

第二部は、タブラの中尾幸介さんも加わって深夜のラーガを40 分にもわたる即興演奏で聴かせて頂きました。満月の夜を想わせるような神秘的なバーンスリーの音と、雰囲気のあるタブラの独特なリズムや音が心地よく会場を包みました。

更新:2014/8/30

浜松市楽器博物館Webページの著作権は、すべて浜松市楽器博物館にあります。許可なく、複製・改変および無断転載・複写等を禁じます。