コレクションシリーズ39 「地無し尺八の可能性 ~祈りから未来へ~」

内容

コレクションシリーズ39 「地無し尺八の可能性 ~祈りから未来へ~」

平成24年度(第67回)文化庁芸術祭参加作品

演奏

志村 哲

ライナーノーツより

20世紀の尺八界では、楽器尺八は、地塗りの製作方法によって優れた楽器になったと評価されてきた。
そのようななかでも、いまだに地無し尺八しか用いない人々の集団が存続し、この一般的に優れているという評価とは異なった要素から演奏や楽器を評価する価値観が存在することも事実である。・・・

21世紀に入って、ようやく現代音楽の世界において地無し尺八での吹奏を念頭に作曲された(おそらく初めての)楽曲である、高橋悠治作曲«偲»を数本の楽器で試奏してみた。・・・楽器の違い、想いの違いから来る演奏の変化を聴き比べられるように曲順を組んだ。

・・・地無し尺八によって、20世紀より前と後の楽曲に共通性を見いだし、尺八の他楽器には真似のできないピンと来る要素が
抽出できたのではないかと社会に問いたいと思っている。(志村哲)

演奏曲目

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コレクションシリーズ39 「地無し尺八の可能性 ~祈りから未来へ~」

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